窓ゆき　旅行記　

２００３年９月１２日〜１８日までの一週間、窓ゆきは姉と一緒にアメリカのクリーブランドとカナダのナイヤガラフォールへ行ってきました。
思ったほどの珍道中にはならず・・
みんなの期待を裏切ったかもしれないけど・・(笑)
でも、忘れないうちに写真と印象などを書いておきます(^.^)

１２日は朝四時半に起きて、五時半に我が家を出発。
ダンナが飛行場まで送ってくれました。
姉もダンナに送ってもらってきてました。(^.^)
二人のダンナが見送ってくれたのに・
・姉と私はそそくさとゲートをくぐってしまい、
手を振るのも忘れてました。
気持ちは二人とも何番ゲートから飛行機に乗るのか・
・で、いっぱいだったみたい。
旅費のうち１５万を姉が出してくれた関係上、
窓側の席は姉にゆずりました。(^.^)
成田からのシカゴ行きもすぐにわかりました。
(なんせ日本語がまだ通じますからね)
飛行機が飛び立って少ししたらランチが出ました。結構おいしかったです。
食事が終わったら、窓を全部閉めて、寝る態勢・・(私はそうなるまえから寝てましたが・・)
何時間かたって明かりがついて食事です。ディナーが出るのかと楽しみにしてたら、朝食でした(--ﾒ)
それにしても運動もせず寝て食べて・・ブロイラーされるにわとりの気持ちがよくわかりました。
飛行機は４０分遅れでシカゴに着きました。
入国手続きは割りと簡単に済んだのですが、9.11のせいか・・チェックはすさまじかったです。
手荷物と一緒に靴まで脱がされ、はだしで枠？をくぐり、通過したら椅子に座らされて
片足ずつ上げさせられ、スターウォーズに出てくるような光る棒みたいなのでチェックされました。
次は足型が書いてあるとこに両足を４０センチぐらい開いて立ち、前から後ろから上から下まで、
その光る棒で念入りにチェックです。もちろん手荷物も全部出して一つづつチエックです。
バックの底の皮の下にへそくり・・と言うか、もしかの為に入れておいた１０万入りの封筒も
見つけられてしまいました。私ってどーも隠しごとはへたみたい。HPの隠し部屋もすぐ見つけられてしまうし・・。
なんとか無事通過して、さあこれから国内線に乗り継ぎです。
日本で旅行会社の人にモノレールに乗って２番に行くように言われてたのですが、座席券を受け取るときどーも「ワン」と聞こえたので、姉とその座席券を見ながら、「これにもNO1て書いてあるねー」と話してたら、近くにいた日本人が「どこに行くんですか？」と聞いてくれて、「クリーブランドです」って言ったら、「私も同じ航空会社ですね、それだと１だと思いますよ」と言ってくれて、その親切な日本人は私たちをそこまで連れてってくれたんです。
シカゴに４０分も遅れて着いてたので、もし間違えて２に行ってたら、乗り遅れてたかも・・あやうしあやうし・・
こうして無事クリーブランドに着きました(^.^)


クリーブランドには甥のお嫁さんが迎えにきてくれてました。
それが、預けてた荷物を受け取る所まで入ってきてるんです。あれ？と思いながらも出てきた荷物を取って預り証？を持って渡そうと思ったら、係りの人がいない・・なんで？と思ったらそこはもう空港の外と言うか、誰もが自由に出入りできるところだったのです。
こんなんじゃ、悪い人が人の荷物持って出ても誰も気がつかないよー・・あんなに厳しかったのに、ここはどうしてこんなに自由なの？・・って感じ・・・なーーんか変な感じでしたー(笑)
クリーブランドの街は車窓から見る限りでは、人通りが少なく、広々としてて、のんびりした街です。
着いたその日は甥っこ一家はパーティがあるから・・と、私たちを置き去りにしてお出かけしてしまいました。
姉は少しがっかりしてましたが・・私はごろんと横になりすぐに夢の世界へ・・(^.^)
次の日は郊外の公園にバーベキューに・・
広々とした公園にはちゃんとバーベキューの設備があり、材料さえ持っていけばすぐに簡単にできます。
お絵描き掲示板に書いたどんぐりの実は、ここで見つけたものです。
甥っ子の子供達とめいっぱい遊ばされ・・くたくたで帰ってきて、その日も九時にはもうベットでした。(笑)
その次の日は甥っ子が、街を案内する・・と言うことで、甥っ子一家と私たちと計六人で車ででかけました。
しかし、甥っ子たちも三月に来たばかりでよく知らないらしく、車を駐車場にとめたのはいいけど・・・歩きまくり・・。
結局ピザ屋さんで昼ごはん食べて、商店ビル？に行って、甥っ子の子供達に洋服を買ってあげて・・姉はご機嫌だったけど・・私はぐったり・・(笑)　んで、エリー湖までドライブして帰ってきて・・夕食がないから、ってことで、またおでかけ・・なぜか中華料理をみんなで美味しく楽しく食べてきました(--ﾒ)。
姉が１５万出してくれたとはいえ、なんで十何時間もかけて来て、毎日子守なんだよーって感じ・・もう一日滞在だったら・・私はブチ切れてたかもー(笑)
次の日は朝６時出発。今度は甥っ子が空港まで車で送ってくれました。
そしてバッファローまでひとっとび。それがなんと６０人乗りの小さな飛行機で・・昔、福岡から壱岐の島に行ったとき乗ったようなのでした。バスのように揺れるのかと心配したけど・・全然揺れませんでした(^.^)。
姉が窓を覗いて・・「ほら・・」と言うので覗いてみたら・・・・
なんとなんとナイヤガラの滝が見えるのです。それは雄大な景色でした。
しかも、なんと飛行機がナイヤガラの滝の上空をぐるっと一周してくれたのです。
「これって航路なのかしらねー　すごいねー」と、姉と大感激しました。

手前の白いところがカナダ滝 ちょっと上にある白いところが アメリカ滝です。

バッファローに到着したら、「窓ゆきさま、お姉さま？(笑)」と書いたプラカードを持った旅行社の人がお迎えに来てくれてて、専用車に乗って、一路バッファローの街へ・・。
姉が大昔(４０年ぐらい前)バッファローに住んでて、そのときの家が見たい・・ということで、ナイヤガラに行く途中で寄り道したのです。姉は私と違ってこまめな人で、その頃住んでた住所をちゃんと控えていて、、それにむこうは住所がとってもわかりやすくなってて・・で、旅行社の人はすぐにその家を探し当ててくれました。
姉は、「あー　ここだここだ・・」と思い出して、大喜びで写真を何枚も写してました。兄が勤めてた病院もすぐにわかり、姉は大満足でした。
そして、今度こそナイヤガラに向かって出発進行・・(^.^)
車の中で、旅行社の人に飛行機でナイヤガラのところを旋回してくれた話しをしたら・・「それはきっとサービスでしょう、いつもはそんなことありませんよ。きっと小さい飛行機だったから、旋回してくれたのでしょう」とのことでした。
ラッキーでした(^.^)
「パスポートの用意は出来てますか？」と聞かれて・・「え？ナイヤガラはアメリカではないの？」「アメリカからでもアメリカ滝は見えますが・・予約してあるホテルはカナダですよ」「へ〜えそーなんだ、お姉ちゃん知ってた？」「うん知ってたよ。日本の旅行会社の人がそう言ってたじゃない」・・・私は聞いた覚えがありませんでした・・・(ｰoｰ)y~~~ ﾊﾟｧｰ
レインボーブリッジを渡るとカナダでした。
ここの税関は・・これほんとに税関？と言うぐらい簡単・・車から降りて、パスポートの顔写真のところを開いて係りの人に見せたらそれで終わり。
カナダに入国したら二分でシェラトンホテルに着きました。部屋は８階・・窓からはアメリカ滝と少し遠くにカナダ滝が一望できます。
この写真がそうです。私達がホテルに着いたら、雨が降り出して・・その時ホテルの窓から撮ったものです。
手前がアメリカ滝で水煙が上がってるのがカナダ滝です。

一時間ぐらいで雨が上がったのですが・・・その時、すっごい奇麗な虹が・・・
それも七色がはっきりとしてて・・大きくて・・きれいな半円で・・
姉と二人で、もう感動しまくり・・で、みとれてました。・・で、「あっ。写真撮らなきゃ・・」と思った時には、もう半分ぐらい消えてて・・
まあ、かすかに映ってるみたいなので・・とりあえずアップしてみます(^.^)

　　
虹がわかるでしょうか(笑)　　

次の日(この頃になると、その日が何日なのか何曜日なのかまるでわからなくなってました)は一日予定なしだったのですが姉と私ではどーも有効に一日過ごせそうになかったので、一日観光ツァーにのっかることにしました。
朝８時頃出発、まずはカナダ滝の上の方に・・アメリカ滝の水量１に対してカナダ滝の水量は９と言う事で・・さすがにすごい迫力でした。

この壁紙がそのカナダ滝です・・
このど迫力すごいでしょう(^.^)

それから次はアメリカ滝の近くから「霧の乙女号」に乗って遊覧です。
全員に青いビニールガッパをくれます。たぶん乗客は３００人以上だったと思うけど・・船は青い船と化してると言っても過言ではないぐらい満員で・・船そのものは結構おんぼろで・・・なんでこれが霧の乙女号なの？・・って感じ・・(笑)
そこからアメリカ滝の前を通ってカナダ滝の前まで行き、カナダ滝の前で何分か止まってます。
水煙がものすごくて・・ど迫力な滝を写したかったのですが、デジカメが濡れそうで、だいぶ迷って・・でも一枚だけ・・と思ってカメラ取り出すとさっと手を上にあげてやみくもにパシャリ・・で、大慌てでバックにしまいました。

遊覧船が終わると昼食・・ホテルシェラトンでバイキングでした。
昼からはツァーにつきもののお土産品屋さん。
姉は買いまくってましたけど・・私は暇で・・喫煙ルームで、タバコを吸って待ってました。
そして市内観光・・ナイヤガラの滝は今の場所になるまで何千年もかけて移動してきたそうで・・その軌跡がずーっと岩肌にでてて、それもすごいものでした。これからもほっとけば滝は移動するそうで・・そーなると困るのでカナダはあの手この手でなんとかこの位置に滝がとどまるようにがんばってるそうです。で、今では年に３センチぐらい(３ミリだったかな？)しか移動しなくなったそうです。
あとオンタリオ湖の側の小さな街に行きました。ちょっとヨーロッパを思わせる可愛い街でした。
こうして一日観光は終わったのですが、ずーっと小さなマイクロバス？に乗って移動したのですが、その運転をしていたのが今年７０歳と言うアメリカ人女性で・・どこかでバスを降りて観光してるとき私が「あれがメープルの木？」と聞いたのがきっかけで、すっかり仲良しになったんです。メープルにはグリーンメープルとレッドメープルがあるということを教えてくれて、レッドメープルの木をみつけてそこまで連れてってくれ・・昼食の間にグリーンメープルの葉を見つけて私に持ってきてくれました。
そしてどこかのワイン工場見学の時、私は興味なかったので外をうろうろしてたら彼女が来て、一緒にいろんな話しをしました。
英語が話せなくても・・意思は通じるものです。(^.^)
彼女は四人の息子がいて・・みんな独立してて、一人暮らしで、でもバイクが大好きで、スズキのバイクに乗って先月、カルフォルニアの長男の所まで大陸横断して行ったそうです・・・７０歳ですよっ　彼女・・すばらしいなーと感動しました。

旅行最後の日になりました。
朝五時起き・・・(--ﾒ)　でも、早起きのおかげですばらしい朝日を見ることができました(^.^)

こうして・・・無事成田に到着しました。
ところが・・・福岡行きの便まで五時間も・・・(--ﾒ)
旅行では３万ぐらいしか使わなかったのに・・ここで五万も買い物してしまいました・・免税でもないのに・・(--ﾒ)
でも、成田で食べたうどんがものすごーーーーく　おいしかった(^.^)
私はどういうわけか姉と一緒に旅行したことは生まれてはじめてだったのです。
とっても良い思いでが出来た・・と、内心では思っています。

　　以上・・旅行記でした(^.^)　
　　長々と読んでくださってありがとうございました(^.^)